(ダイ)
次のテーマです。
仕事で泣いた話をしたいなと思います。
早速ですが同じ順番で行こうかなと思います。
アルエさんからお願いします。
(アルエ)
これもまだ入社して1年目、2年目の話ですね。
先ほど話したように最初評価の試験を実務として手伝うような形で始めていって、そこから自分で評価試験をするためのジグの設計とか手配というのをするようになる。
まあ150kgのものを落としたり、学んだり。
いろんな失敗を重ねていって、ある試験をしてみろと。設計をしてみろということで図面とかも見よう見まねでまずは書いていくような状態でした。
今でも覚えてるんですけどやっぱり機械製品の中で僕もこれやっぱり機械だよなと思うのは歯車なんですよね。
歯車最初に図面を書こうと思った時にも、全く何が書いてあるのかわからないような状況でした。
やまばとかはすばが何なのかすら分からない状況の中で試験用の図面を書くというような
流れで先輩にいろいろ聞きながら、とりあえず試験を構成できるだけの図面を書き上げて手配を進めていくと。
その歯車を図面を書いてまあ制作をしていただいて、その歯車が届いていた工場に自分で取りに行った時に その時に初めて仕事の上で涙が出たかなと思います。
泣いた場所っていうのも本当にストックヤードみたいなところに籠の中にポツンと3個ほど歯車が入っているんですけど、図面を持っていって自分の手に取った時にこれ自分の中で「その機械の仕事をができたのかな」って思えた瞬間というのがその瞬間でもあったし、すごく感慨深かったなと思います。
はい短いですけど、はいありがとうございます。
(ダイ)
自分の手に自分で作った初めてのっていうそういう感じだったんですね。
(アルエ)
そうですね。
それが歯車であったっていうのがすごい僕、ちょっと感慨深い。
(ダイ)
なるほどね。なるほど。
(管理人)
それを作り出す、その形にするまでで「これ苦労した」っていうエピソード。
1個なにかあります?これしんどかった、みたいな。
(アルエ)
初めてがっつりJISのあの分厚い本をまじまじと見た。
製図のためにですね。描くというのがこんだけ大変なんだっていうのが初めて分かったのがその仕事ですね。
歯車諸元一つとっても何を意味してるのかがよくわからなかったんですね。当時諸元の一覧を見てて歯車の形であったり精度であったり、最初の表を見た時に嫌になりましたもんね。
何ページあるんだって。
(管理人)
確かにね。歯車をまあまあ機械要素は全部そうですけど、奥深いですもんね。
(アルエ)
そうですね。すごく深いですね。
それがあって形になった時にすごく嬉しかった覚えがありますね。
(管理人)
そこですよね。
やっぱメカ屋さんそこですよね。形になる。目に見えた形になるっていうのはやっぱり嬉しいですよね。
やっぱり自分が絵を描いたものを図面ひいたもの。
これがね。嬉しいですよね。
(ダイ)
そうですよね。
なんか自分の設計っていうのがあってそれが形になって、そしてそれが動いて。
私の中では結構わかりやすい。目に見える。
ちょっとやっぱりなかなか化学の製品って最終形態どこに使っているというのがよくわからないケースが多いので、そういう意味では目に見えてあれだなというのはいいなと思いましたね。
(アルエ)
そうですね。分かりやすい。
(ダイ)
図面という明確なアウトプットがあるって言うのもちょっと特殊というわけじゃないですけど、いいなっていうふうに思いました。
(管理人)
ただまあね、日本はハード至上主義みたいに陥りすぎてるところがあるっていうのでそれもどうかね、とか思うところがあるんですけどね。最近は。
以上
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