高めるむくちゃんパート
[イントロ]
(ダイさん)
後半戦は実際の申込書を書いてからの二次試験の論文に関する体験談などという観点でお二方にお願いしたいなと思ってます。
では高めるむくちゃんさんにまずはお願いしたい思っておりますが準備の方はよろしいですか。
はいよろしくお願いします
自己紹介まず簡単にさせていただきます。高めるむくちゃんで活動しております。
私は令和元年度に化学の技術士として合格しました。
それ以降、YouTubeですとか私自身が開講しているゼミとかで技術士の受験生に少しでもお力になれたらいいなと思って活動を細く長くやっています。いまは私自身も別の資格ですけど受験生ということではあります。
今日は論文の話ということでご指名もいただきましたが私自身この中でどれだけの方がYouTubeを見ていただいているかわからないですけど、私もその中でやってる1人でしてその中にパッケージとして概ねなんでしょうね、論文試験の勉強方法ですとか、口頭試験、先ほどの受験経歴書はこう書いた方がいいよ、というようなアドバイスはやっていますのでそちらの方を視聴いただくというのが一番私の伝えたいことをお伝えできるかなとも思います。
とはいってもですね、そう言ってしまうとこの場で何も伝えることがなくなってしまうので私、今回はと3つほどの観点を絞って15分しかないのでご説明させていただければと思ってます。
ですのでYouTube見てる人は復習でもありますし、知らない人向けに私はいまから話すつもりでいます。
論文試験ですけども、大きく3つほどの観点に絞って説明していきたいと思います。
1つ目は1枚問題の対策。
2つ目は2枚問題もしくは3枚問題の対策のやり方。この2つはYouTubeの中でも載せてるますけど、体系的にどういうふうに勉強すればいいかというところのアドバイスをかいつまんでご紹介させていただきます。
3つ目はこれらを踏まえて元も子もない話っていうことで最後にちょっと精神的な臨み方みたいなところですね。ざっくばらんにお伝えできたらいいなと思ってます。
では内容に入ります。
一つ目の1枚問題に対するやり方です。
これらは私がYouTubeでおすすめしているやり方としてはA4キーワード学習法です。
私いま(YouTubeの内容を)2つお伝えしますと言いましたけど、この2つはですねどちらもYouTubeでこの前見たら10,000再生ぐらいされててびっくりしたんですけど私自身もすごく自信を持ってお伝えしてる内容ですし、受けた受験生で合格された方から YouTube通してとかブログ通してという形ですごく役に立ちましたという声が多かった2つの方法なので、ここぞというところですね2つ紹介してしまいきますね。
1枚問題に対する話ですけど、A4キー ワード学習法です。ざっと説明するとですね、A4の見開きのノートを作っていきましょうということですね。
そしてファイリングできるようなものを作って左には要はパートで作っていくようなイメージです問題とか課題とかですねその技術の応用例とかいうところをざっと書いていって情報を蓄積していくようなデータベースをパワポでどんどん作っていくというようなやり方ですね。
それを左にやっていく。
それがパワポである理由は要はキーワードって常に業務やっていたりですとか、はたまたYahooニュース見たりとか、そういったときでも常に情報って入ってくるので、このキーワードいいなというところでどんどんカスタマイズできるやり方として私はパワーポイントを推奨しているということですね。
でそれだけではでもダメでしてパワーポイントで作ったものを定期的に原稿用紙600文字に要約してくださいと。
これがこの方法の一番のやり方であり趣旨。大切な部分ですね。原稿にこれは慣れてもらうというのが一番大事。
やっぱり初めて論文を書くという人もこの中にいるかもしれないですけど、最初はおそらく圧倒されると思います。
なかなかですね、普段業務をやっていても原稿用紙600枚とですね、何枚も何枚も書くってことは多分ないと思うので、それにまずは抵抗感をなくすという意味でも定期的にですね論文に自分の手書きでしっかり書いて慣れていくと。
これはいわゆる作業に近いですけど、そういった形で600文字にキーワードを要約するという力もですね結構頭使うので定期的にやっていくのがこのA4キーワード学習法です。
1枚にまとめるので必然的に2-1対策になるというおすすめの方法ですね。
詳細はYouTube見てくださいというところになりますけど、2つ目のお話に移ります。
2枚から3枚問題の対策の仕方ですけど、これは4ステップ論述法という形で私はおしています。
4ステップとは何かというと、1つ目は問題を熟読してください。これ超大事ですね。題意の把握ミスを防ぐということ
です。
熟読した上でその問題のに照らし合わせる形で骨子を作りましょうというのが2つ目ですね。
3つ目は骨子を作ったら見出しを作成する。
そして3枚問題であれば3枚に均等に配置してください。というところが4つ目で均等割り振りという形になります。
なので問題を読んで骨子を作って見出しを作成して均等に割り振る。
この4つをちゃんと段階踏んでやりましょうというような流れですね、やっぱり3枚問題となりますと1800文字ということになるので「どんだけ書かなきゃいかんのだ」印象を受ける方は非常に多いと思います。
それもですねやっぱり抵抗感をなくすという意味でこの方法は非常におすすめですし、やってみるとですね、意外に書けないなってことに気づいていただけるかなと思うんですね。
その書けないなって中にいかに濃度の濃いですね、文章を散りばめられるかというところ、まさに要約力にもなってくるのでそこがこの4ステップ論述法はすごくおすすめです。
はいではいま1枚問題と2から3枚問題のですねやり方で詳細YouTube見てくださいという話なのでそれはそこに収まってますので3つ目に移ります。
ちょっと元も子もない話ということになりますが、あまり体系的な話ばかりではなくて、やっぱり1年に1回の技術士試験でモチベーション維持というのはすごく大変な試験だと思いますのでそういった精神的な話も含めて、最後3つ目お話しさせていただきます。
方法論として2つだけご紹介させてもらいましたけど、何はともあれですね、論文の作成の仕方とか、論述論を学ぶよりもですね、とにかく書いてくださいといういわゆる根性論的な話になります。
そして書け!というのは手で書いてくださいというお願いですね。
PCではなくというところ、とても大事なポイントになってくるかなと思います。
で書いてもらったものを何度も自分が信頼を置ける技術士の先生ですとか塾ですとかセミナーに行ってですね先生に何度も見て添削してもらうというのがこれがもう一番の成功への近道かなというふうに思います。
なので勉強の仕方を学ぶのはですね、さっと駆け抜けてもらってあとはとにかく書いて欲しいなっていうところが一番近道かなと思ってます。
これは私自身の経験なんですけど、やっぱり最初って3枚にいかに書くかとなるとですね情報を詰めるっていう事になるとですね、普段の業務からしてもやっぱり要約するときにパソコンで皆さんやってますよね。1回 書いて、消して、挿入して、切り取って、とかやっていくと絶対いい文章ってできると思うんですよね。しかもそれを時間をかけてやるとです。
ただ本番は技術士試験の本番は絶対そうはいかないっていうところがまさに手書きのところがそうさせているわけでして。
やっぱり事前にこういかにですね、ストーリーを作って手で間違えずに書ききれるかっていうところが多分一番大事になってくるところですね。
そういった意味だとPCだと後で書き換えられるというところがありますけど、手だとそれが無理なので多分書きながらやっていくとですね、これわかると思うんですけど脳の思考回路全然違うと思います。
PC で書いてる自分と手で書いてる自分で手で書いてる自分の方がすごく疲れますし考えて書いてるというふうに思います。
本番がやっぱり手書きだということと時間制限があるということを考えるとですね、やっぱりそれを逆算したときに日頃からのアウトフットというのがやっぱり非常に重要になってくる試験かなと思います。
これも私自身の経験ですけど、とはいえですね、いまはこうやって偉そうに話してますけど、最初は本当に全然書けなくてですね。
いま(スペース開催当時)はまだ2月末ですけど私が初めて論文書いたのは5月の上旬のゴールデンウィークです。
いまでもすごく覚えてるのですが図書館でですね、昼からこもって「よし今日は2枚問題と3枚問題とあと必須問題も含めて3つぐらいやろうかな」と思って気合入れてですね、図書館にこもったんですけど結果は2枚問題を5時間かけてやっとできました。というのが当時の実績でした。
その日に振り返ったときに何でこんな全然書けないんだろうとですね、すごく思って「こんなんって本当に受かるのか?」と思うところがあったんです。
だけどその2ヶ月後には合格していますので。全然そこからですね、書いた量というのは私自身は本当に毎日毎日書いてました。もうとにかく書き続けてました。
というところがあって最終的には1枚ですね、先ほど2枚で5時間かかったって言いましたけど、1枚あたり約20分ぐらいで書けるようになりました。
いま2枚問題だと40分っていうところですね。多分。
大体の技術の方をおっしゃってるのが早い方で15分って方もいらっしゃいますけど、20 分から30分ぐらいで(1枚)書けるようになりましょうというのがありますね。
(全体の)時間配分からするとそういうペースになるかなと思います。
私の実質的で言うと20分ですね。すごく不思議なもので本当に書いても何度も何度も書いていく訓練をするとですね、本番でインスピレーションが働いて残りあと何行あるからこれぐらいの文章にすれば何マスぐらい余るだろうという考え方で書けるようになるんですね。
これ何と言えばいいかわからないのですが、これもおそらく技術士になった方、合格された方というのはあるあるだなというふうに思ってもらえるのかもしれないですね。
本当に残り何マスで「以上」と書ききれた。みたいな感じですね。調整できるようになりますのでとにかく書いてくださいっていうところが一番の成功に近道かなと思います。
それと皆さん技術士試験受けるとなるとですね、すごく忙しい方ばっかりです。私も受験生の方とお話しすると、いまは業務が忙しくて全然時間が取れないです。とか私自身も受験生時代本当に残業時間もすごく多くてですね、皆さんの方が多い方もいらっしゃると思いますけれど、毎日9時10時に帰るのは当たり前。そこから帰ってきて(勉強をする)というような話だったので、いかに隙間時間とか業務の中で勉強できないかってことをすごく考えて当時やってました。
ですので何でしょうね、アウトプットが本当に大事な試験で論文試験なのでエンジニアであれば、おそらく業務報告書とか技術報告書とかですね論文とか多分普段から書かれることがあると思うんですね。
なので私はあえて業務の中でも本当にそういうことをするときは技術士試験のことも思い出しながらそこに適応していってですね、まあ言ってしまえば業務で勉強してたというところが結構正しいかもしれないですね。
で、家に帰って勉強するときはその書き方をしょちょーさんも仰ってくれていましたけど、お受験ですというところ。
私はすごくそこは共感するところで試験用にちょっとカスタマイズしただけです。
なのでさっきの 4ステップの論述法もキーワード学習も全部本番。普段の業務で意識してることを試験用にただ置き換えましたと言ってるところなので、言ってしまえば仕事を本気で頑張ったものこそ技術試験一番近いんじゃないかなというふうには思います。
なので普段(時間が取れずに)勉強できないという方でも全然チャンスはあると思っています。逆に業務とこの技術試験ってすごく親和性があるものだと思うのでそこを意識してですね、結構(時間が取れずに)勉強できなくてネガティブになるという事もすごくわかるんですけどね。
逆にそれをですね、業務の中でどうやったら勉強できるかっていうところをですね、意識してもらえるとキーワードだって全然会社の中に転がってますし、社会にもたくさんありますし、論文書ける機会だって会社の中でたくさんあるでしょうからそういったところをですね、利用させてもらって業務でも成長させてそれで勉強を試験用にちょっとずつのカスタマイズしていくということをさえすれば4~5ヶ月あれば十分に業務を本気でやっている人であればカスタマイズなんてできる話だと思います。
だから忙しいをあまり言い訳にせずにですね、ぜひチャレンジすると決めたら前向きに今年で決めるんだという覚悟を持ってやってもらえればすごく光が見えてくるんじゃないかなと思います。
はい。
ではちょっとざっくばらにお話しさせていただきましたけど私からは以上です。
(ダイさん)
はい、ありがとうございます。
むくちゃんさんだけにはちょっと言おうかなと思ったんですけど、私が(とある場で)2週間前に話したこととすごく共感することばかりでちょっと驚きました。
2人だけのトークで申し訳ないんですけど、本当に共感する。
一言一句、共感するとこしかなかった。
以前むくちゃんさんから言っていただいたことをそのまま返しますけど、本当にそう思いました。
あと一番共感して私も実際やったのは本当に手書きで書くことですよね。
私あの時お話ししたのはやっぱ脳みそが覚えるんですよね。手で書くと。
さっき仰っていたのはまさにそうですが、パソコンで書くのと手で書くのって全然違いますよね。
そうなんですよね。
私自身、実はこうやっていまは話していますけど最初はPC で書いてたんですよね。一番最初の1回目か2回目のときは(PCで)書いたんですけど、実際手書きにするとその通りに書けなくて。
それで気づいたんですよね。あれ?なんか違う、ということに初めて手書きの(難しさという)ところに気づいて、また書き直してというふうにやって、またPCにそれを置き換えてとかやっていくとなんかPCでやってる時間がすごく無駄に感じてですね。
途中から一切やめました。PC作業というところは。
なのでキーワードを貯めていくぐらいの情報のデータベースぐらいことをPCでやっていましたけど、本当に論文を書くところだけは手書きというのは徹底的にこだわってやってましたね。
(ダイさん)
そうですね。前もお話ししてましたけど、私も一切手書きでしかやってなくて、コンビニの印刷のコピー用紙をなくすぐらいコピーをして、それでもう徹底的に300枚か忘れましたけどそれぐらい書いた記憶がある。
やっぱり手書きでやるとやっぱり書き方とかという部分の違和感だったり、当日の感覚っていうのもやっぱり覚えてるんですよね。
これ確かにこういうこと(練習のときに)手書きで書いてたなというのを脳が覚えてるんですよね。これって困ったときの引き出しにもなるんですよね。あのときこういうふうに書いていたからこれ使えるって。
そして、あとそれを書けば何マスが埋まるとかそういう感覚を覚えているんですよね。
いやほんとそうですね。
多分いまやれって言われても無理だと思うんです。
当時、追い詰められたときのインスピレーションというか。
ああいうところがないと多分その境地に達せないのかなというふうに思います。
(ダイさん)
そうですね。
最初に書いたときの時間の話も共感できます。
私も最初に書いたときは自分のテーマ、要は「自分の業務のテーマと原理と応用を書け」と言われたときに「そんなもんすぐ書けるよ」と思ったんですけど30分かかりますした。やっぱりね、知ってることですが「30分かるってどういうこと?」って思ったんですけど、やっぱり最終的には本番は17分か18分ぐらいでかけるようになったんです。
相当早い ですね。
(ダイさん)
やっぱり訓練して良かったなっていうふうに本当にそこは思いましたね。
あとはやっぱりあれですね本当に技術報告書、私も 技術報告書は常に書いてる方なんですけど
結構あれですよね設問と似てますよね。
似てます。まさに問題解決のプロセスというところは背景から始まって現状があってあるべき姿とそのギャップを埋めるために、では何をするべきか?こうしました、結果どうでした、波及効果はというところを、とめどなく書こうと思って要約すれば1枚なんて簡単に多分技術報告書って書けると思うんですよ。
(ダイさん)
リスクも含めた今後というの観点でも書けますし。
私もそんなに家に帰ってから時間があったわけではなかったんですけど、やっぱり技術報告書を書くというのでまさに仰っていただいた通りで、そういうところで感覚を覚えて家に帰って手書きでやるという。
その繰り返しだったかなというふうに思ってなんか質問っていうよりも共感だらけでした。
残業時間との関係性も当時データで残していたこともあってさっき振り返ってたんですけど、一番書いてたときが一番残業時間多かったんですよ。
残業多かった理由はなんだろうなって。
これちょっと正直ちょっとバイアスも入ってるかもしれないですけどおそらく技術報告書を書こうとしてたと思います。
当時はですね、普段以上に書こうっていうところで何かネタはないか何か実験しようとか計画してとかいうのをギア上げてやってたような気がしますね。
だから会社で思考訓練というか、本当に実体験で血肉にして家は論文を書くお作法訓練みたいなそういう切り分け方をしていました。そして試験直前に近づくにつれてさらにそのギアを加速させていったという感じですかね。
(ダイさん)
それともう1つ。本当にこれも共感したのは 情報の蓄積と書くことを分けて整理してるという所もまさにそうですよね。
情報というのは大事だと思います。
どんどん変わってくるし多分最初ってアンテナが貼れないと思うんですよね。私の経験ですけどやっぱりアンテナの視野って例えば私は化学ですけど機械のキーワード学習しろって言われたら機械の人からするとこんなこと常識中の常識だってキーワードを多分書くと 思うんですよ。
(キーワードを集めれば集めるほど)蓄積していくと思うんですけど、ただ1個のキーワードでストップしているとそこから波及していきますよね。
次のキーワード、次のキーワードって。
そうやって関連技術が見えていくというふうになるのであまり最初から情報の蓄積にやりすぎないというのもすごく特徴というか私は大事かなと思ってて。
なのでそこに頑張りすぎずに早くとりあえず書きながらそこ(書いたもの)で足りていなかったら随時補完しながらあとは業務でまた補ってくれというやり方であまりインプットを 多くしない方がいいかなというふうにここはダイさんに共感して頂く部分かと思います。
(ダイさん)
そうですね。さっさと(インプットは)終わって。もう20%の試験なんでさっさと終わってアウトプットをどんどんガンガンやっていくっていう試験だと思うので、まさにそうだと思います。
いいですねインプットとアウトプットが2:8というのはすごくわかります。
(ダイさん)
はい。
私もとにかくアウトプットを出す試験かなと思ってたのでインプットの整理はさっさと終わってあとは都度都度、更新していけばいいかなと思っています。
ありがとうございました。
以上
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