Doraさんパート
[イントロ]
(ダイ)
では次の方に移りたいと思います。doraさんですね。
準備の方は大丈夫ですか。
はいdoraと言います。
よろしくお願いいたします。初めまして。
これまでこのスペースはリスナーとして 聞いていることが多くて、他の技術者のいろいろなお考えとか、聞きながらすごく刺激を受けながら聞いておりました。
今回はお話をさせていただく機会を得たということで、参加させていただいます。
簡単に私の略歴をご紹介したいと思います。
名前doraと言います。
私は電気電子部門の技術士を取得しました。
周りにはなかなか電気系の方がいらっしゃらないので、いつもどのような形で皆さんも勉強に取り組まれてるのかとか情報を得られているのかというのを興味を持ってTwitterとか拝見しています。
私はもともと最初は電気メーカーで技術者として仕事を始めて、その後に開発設計専門の会社というのが世の中いくつかあると思いますがその辺り、開発設計専門の会社というところにUターンで転職しました。
その後はそのときの上司と一緒に会社を立ち上げて、今はそこからまた独立して自分で電気設計の開発設計の会社を営んでいるというような経歴です。
電気電子の中でも何をやってるかというと、メーカーの中での設計開発の仕事をしておりましたのでそのままずっと同じような仕事をやっていますね。
いまはいろいろな企業さんとか、あと個人の方も含めてですね、特に新製品の開発についてのご相談を受けてそこから実際に開発設計製作をやったり評価したり。
一部は製造向け用というようなことを続けています。
一言で言うとお困りごとの解決が大きなテーマとして持っていてそれで仕事をしています。
今回は技術士のことということで技術士になった取得したというところもさらっとご紹介します。
一番最初に技術士の資格というのを目にしたのがもう20年ぐらい前のことになります。そこからですね。
難しい試験だということで適当に2~3回でぐらいかかるんだろうなあというところでゆっくりとやっていたら8年もかかってしまいました。8年後に試験の回数は予定通りの一次に2回と二次が3回で取得しましたが、あと途中は抜けたり申し込み忘れたりしているような割とのんびりした形で受験しました。
今回は二次試験への受験に対するスペースということで私は業務経歴のお話を承っています。
ただ先ほどで触れましたけど、試験に通ったのが10年近く前になってしまうのでおそらく今の試験の内容とはだいぶ変わってるのかなというのを思いながらここまでのお話を伺いながら聞いていました。
しょちょーさんがガイダンス的に網羅してお話をしていただいているので、私の場合は業務経歴についてどういうことを書いてきたのかなという体験を少しお話しさせていただきたいと思います。
いま触れましたように私はずっと開発設計の仕事を延々とやってきている中で企業さんや個人さんのご相談事を承って解決して製品化していくというような仕事をしていたものですから、割とこの技術士として求められているようなプロセスを仕事として経験させていただいてきたのかなというふうに感じています。
だから比較的この業務経歴を振り返った時には本当に職務の経歴書とあまり変わらないような内容でまとめたなという形をとって書きました。
私の場合はメーカーにいたときには一つのことしかやっていなかったんですが、開発設計会社に飛び出してからはそれこそいろいろな業界、いろんな製品、かなり多種多様にわたる製品について開発から設計させていただいてきました。その中でも特にお客様との折衝が非常に難しかったと思います。
なかなかお客様も十分に 理解されていないという方もいらっしゃいますので、その中でどうやってお客様に納得していただきながら製品開発を進めていくかというようなところが難しかった。
この点の業務を主に書いてアピールしてみました
ざっと製品開発なのでその製品の性能とかいう部分も当然評価していかないといけないのですが、やはりコストの問題、どれだけコストを抑えるだとかですね。
それから日程。どの程度のスケジュールで生産日程を立てて量産まで持っていくのかというのもかなり全体的なお話を含めた上でお客様と折衝して、あるいは怒られながらとかですね。
反対にこちらからなんとか納得というのかな、お客さんがちゃんとイメージして「うん」と言っていただけるような、そういう言葉を使いながら仕事を進めてきたというようなところを書きましたね。
これ口頭試験のときにもその辺を突っ込まれたことがあります。その無理を言うお客様をどうやって説得したんですか?というところについては、技術的な内容を技術者として正しいことだけで抑え込むのではなくて、できるだけお客さんが分かりやすい平易な言葉でイメージしやすい言葉で伝えて、抑え込むんのではなくできるだけ納得していただくように進めました。
というところをお話した記憶があります。
それと同じようにですね、業務経歴の方でも先ほどしょちょーさんも言われてましたけども、あまり難しい言葉で書くよりも平易な、わかりやすい言葉で自分の仕事を振り返ってまとめていった方がいいのかなというふうに思いました。
おそらく私は 幸い、多種多様なお客様とお話をする仕事をする機会が多かったのでその経験を書くだけで済んだというふうに思っています。
やっぱりメーカーの中、一つの会社の中で仕事を同じ仕事を続けていたとするとなかなかこの自分の持っている技術士としての素養とか資質とかそういうところの自分を振り返ることがなかなか難しかったことも多いと思うんですね。
とはいえ同じ仕事の中でも他社さんと話があったり、社内でも他部署の方とお話しすることもこの辺は多いんじゃないでしょうかね。
設計職であれば 開発や研究部署もあれば営業さんとか生技さん、品質保証さんとかね。
そういったところと一緒に仕事をすることがあると思うんですけどもそういったところとのいかにどうやって納得していただくように説明してイメージしてもらって「うん」と言っていただくかというようなところもこのスキルというところをアピールとか振り返って持っていければいいのかなと思います。
社内の他部署以外でももっと小さい範囲ですね、同じ部署内でもいろいろな方がいると思うのでいつもやってるとで難しいなと感じられているようなこと、細かいところでもこういうことやったなあ、あいうことやったらこことこういう話をしたな、というところから自分がどのように対応してきたか、とかそういったところで技術士の資格にあるような進め方、大きなプロジェクトじゃなくてもどうやって他の部署と折衝したかとかそんなところの振り返りをしていけばいいんじゃないかなと思います。
業務経歴の中で気をつけていたというか、常に気を揉んでいたところがなるべく古い技術だけじゃなくてですね、特に電気電子、通信デジタル系と言われますけどもそういったところの技術のスピードがやはり早いものですからそこは常にアンテナを張って新しい技術で提案して問題を解決していくというようなところを心掛けるように走ってきました。
その辺も今後の技術をこういう形で考えてますよというところでアピールできたらいいんじゃないかなと思います。
私はあまりこう準備を十分してお話できてないんですけども、私の場合はこうでしたということでご紹介させていただきました。
以上で私の話は一旦終わりたいと思います。
はいありがとうございました
(ダイ)
はい、ありがとうございました。聞いていてとても思ったのがコミュニケーション能力とリーダーシップ能力が圧倒的に自然に出てるなと思いました。
ありがとうございますめっちゃ緊張して喋ってましたけど。
(ダイ)
いや、あの、もうすごい話してる中で多分常に業務の中でそういうのが生かされていて、それが多分試験でそういうところが発揮されたんだなということをいま話しててもすごい感じましたね。
ありがとうございます。ちょっと話させていただきます。やはり コミュニケーション能力とリーダーシッ プって結構なかなかイメージと実際に技術士法で求められているものとは若干違うのかなと思っていて、そういう観点でお話聞いてるのですごい納得感が得られたなというふうに 思って、勉強になりました。
改めて ありがとうございます。
やはり日々 お客さんの無茶なことばかり聞いてるのでその辺だけは 年を経ていくうちに身についたかなと思います。
(ダイ)
そしてそういう観点で多種多様な業務されていたので 、あえてお伺いしたいんですけど詳細業務みたいなので多分10年前とまだありましたよね、はいそのとき色々な業務をやっている中でこれ(に書く内容)を選んだ基準は何かありますか?多分あったと思うんですよ。
選んだのはまず、いろいろな業務させていただいたんですけど、その中でもこれはなかなか世の中になかったよねというような製品がいくつかあるんですね。
そういった製品本当に全く新しい製品に 関わったときのテーマをまずピックアップしましたね。
(ダイ)
専門知識も含めてアピールでできるというふうに判断したんですかね。
そうですね。全体的にシステム全体をそのときは開発したので、まず PCのアプリケーションからその専用装置の開発ということで、コストダウンもできましたし、先ほど言った世の中に実はまだバラバラの装置を組み合わせてしかなかったシステムを一つの測定器の中にぶち込んで作ったのでそういった新規性というんですかね、安いし簡単に使えるし。
でも中身は今までよりも 高度にというか使いやすくなっているって意味でも含めて新しいものを作りましたよ。というそのテーマを一番最初に持ってきたと思います。
(ダイ)
新しいテーマっていうのは口頭試験で結構 突っ込まれやすいって感じ。要はこ れってどういう技術なのとか、そういう観点で当時は聞かれました?
当時は技術の ことよりも先にちょっと触れましたけどもそこのお客様が機械系のプロフェッサーの方なんですけども、電気電子のこととか通信とかっていうと、ジャンルが違うところが全然やっぱりわかっていただけなくて。
世の中にはこんな パソコンとかWindowsっていうOSもあってこんなの使ったらできるんじゃないの?とかその辺が結構簡単に言われるん ですけども、そうではなくて別の技術を使っていくことでスピードが速かっ たりとか先のポータブルだったりとかっていうそういうことをきちんと説明して納得いただいたというところを口頭試験で説明しました。
どうやってそのお客さん説得したのですか?って言われたんですよ。
(ダイ)
なるほどやっぱそこはあれですよね、10年前とはいえ今のこの口頭試験のやり方と変わらないですねどうやって 言葉とか 技術とか情報で相手とコミュニケーションだったり リーダーシップだったりというところはそういう観点は変わらないですよねそう ですね。
すごく言われましたねそこでお話を差し上げました
(ダイ)
だから結局は技術が高いとかそういう話も大事なんだけど、どうやってこう 技術をこう明確にこう相手に伝えるかとかそういうところが多分試験とか でも求められたんですね。
そうでしたね、はい。
(ダイ)
ありがとうございます。そういう意味では繰り返しになりますがコミュニケーションとリーダーシップが 圧倒的なところが私は印象的だったのでおそらくそういうところも 詳細業務というのは重要なんだなというふうに改めて感じました。ありがとうございます。
以上
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