今日ははじめの一歩ということですが、これは受験をすることを決めてからのはじめの一歩ということです。
それって人それぞれなんですよね。
私の場合はこんな感じではじめの一歩を踏み出しました、というお話です。
なのでこの後のはっとりさんやしぶちょーさんは、また違ったお話になると思います。
私はまず一次試験の時からお話しします。
2009年に受験をしようと決めました。一次試験からです。
とはいえ当時、うつ病から仕事に復帰してまだ1年?とかで実はこの年に結婚したりもあってちょっと受験はやらなかった。
というかできなかった。
翌年に回しました。
だけど準備として技術士試験はどういうものか調べたり、過去問解いたりしていました。
一次試験の対策セミナーとかも受けました。
そんな感じで一年過ごして2010年に一次試験を受けて合格。
一次試験は過去問をひたすら解いてある程度解けるようになれば合格レベルに達すると思います。
問題はその後。
二次試験の対策ですね。
一次試験は公式覚えたり、その応用を覚えればなんとかなる。
だけど二次試験は論文。
何かを覚えればできるというものではないです。
かと言って何も覚えることをせずにその場のアドリブで論文書いて受かるものでもない。
優秀な方は別ですよ。
私にはそれは無理。
で、何からやるか。
とりあえず過去問を解いてみよう、という人もいます。
だけど私の場合は過去問見ても手も足も出なかった。
全然書けないわけですよね。
じゃあどうするか。
ここからの私の話はセミナー受けたとか、お金かける話が出てきますけど、別にお金かけないとダメだと言いたいわけではないです。
あくまで私はこういうことをやっていたよ、という話です。それをちょっとお断りしておきます。
では、本題に戻り、私は試験のことを教えてくれるところに行きました。
セミナーですね。
私はまず大阪科学振興会の対策講座を受けました。
結構なお値段しましたけど、こういう講座に助成金が出る制度があって、今はどういう形かわからないですが、払ったお金の一部は返ってきました。
どれくらいかは忘れましたけど。
それはそれとして、こういう講座はまずガイダンスがあって、だいたいそこで
・過去問の傾向と対策
・受験までのスケジュール
・キーワード整理
・自分のこれまでの業務の棚卸し
などをやりましょう、という話になります。
当時は試験とは別に経験論文を提出するというのがあってそういうのを書くためにも業務の棚卸しが必要だった。
あるいは当然、試験の論文を書くためにも必要。
講座の本体は論文書いて先生に添削してもらってなおして。
論文書いて添削してもらってなおして。
この繰り返し。
講座を受ける1番のメリットはこれですね。自分1人でやろうとするとついついサボっちゃうけど、この流れがあって、しかも安くないお金払ってるので書く、なおし、というルーチンをやるんですよね。やるんですよね。
やれば少しずつでもゴール、合格に近づく。
ただし、方向性間違えていたら遠ざかりますよ。その辺もセミナー受けるメリットかと思います。
ズレていたら矯正してくれる。
ただその矯正、添削結果をもらうというのは要するにダメ出しされるわけですから、まいどまいど憂鬱でした。
それと並行して技術士会の会合に顔を出すようになりました。
修習技術者向けの講義やら青年技術士懇談会、機械部門の集まりなどなど。
当時は京都に住んでいましたが、時には東京まで来ました。
そこで知り合った技術士の方に論文を見てもらったり、逆に前年受かったばかりだよという方には再現論文を見せてもらったりしました。
技術士になっているということは、技術士試験を合格する論文を書いたということなので、やっぱりそういう方に見てもらったり見せてもらうというのはとても良かったと思います。
ただ、これらはあくまで論文が書けるようになり始めてからの話し。
それまではやっぱりキーワード集めて自分の言葉で整理して、同時に業務の棚卸し。
キーワード整理というのは新聞や雑紙を読んで気になるワードを拾ったり、キーワード集という本が市販されているよでそれを買ってきたり。
キーワード集の本は読んで終わりでなく、特に自分と関連が高いものは自分の言葉で書いてみたりしていました。
業務の棚卸し。これは転職活動とかでやる経歴書の作成と似ていますね。
そんなことをやっていました。
つらつらと話してきましたがまとめると、
キーワード集の作成、
業務の棚卸し、
先生探し、
この三つを最初にやったと言えますね。
論文を書くのはその次の話ですね。
1〜2月でこの辺をやって、3月入ると体験論文を作成し始める。書き終えたら見てもらう。
3月いっぱいかけて、ある程度体感論文が形にして、4月からいよいよ過去問に取り組む始めた、という感じでした。
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